みなさん、こんにちは。
長崎県諫早市小長井町の漁師、『宝の海のお届け人、植木』です。
久々のブログを書いていますが、
気付けば、もう夏休みですね(笑)
来年、1年生になる娘を連れて、ラジオ体操に行っています。
今日はサボってしまいましたが、3日行きました。
地域のお兄ちゃん・お姉ちゃんに顔を憶えてもらうのは大事なことですので、
明日も意地で起こして連れて行かないと。
朝から全力でラジオ体操をすると気持ちがいいものです!!
NHK福岡放送様の取材。
先日、テレビの取材を受けました。
前の職場で、長崎県民のお昼の番組『ひるじげドン』に出させて頂いた振りのテレビ。
もう、4年も前か・・・。早いものです。
今回は、
NHKさんの『実感ドドド!』という九州沖縄で放送されている番組です。
チョット、難しい話になりますが、
今回の取材は、諫早湾干拓事業によって造られた、排水門をめぐり、
8年前の「開門を命じる」確定判決の効力を取り消すよう、
国が求めた裁判で、7月30日に福岡高裁が判決を言い渡します。
開門賛成派、反対派それぞれの取材をされる上で、私に声が掛かりました。
そして、伯母の言葉を思い出しました。
「テレビに出る事で映像が残るから、受けた方がいい。」
亡くなった伯父は、よくテレビの取材を受けていました。
諫干の工事着工の書面に判を押した映像や、
その後も間違った公共事業を止める為に戦っている姿は後世に残ります。
「取材、是非お願いします。」と伝えました。
取材の際も色々とあったのですが、
NHKさんは父にも取材をしたかったようですが、
船に乗せるにも「邪魔になる」とか、
話を聞くにも「勘弁してくれろ」とか、
私も父が、一度言い出すと聞かないのは知っていますので、
番組の担当者の方に言っても、コチラにも意地があられます。
「お父さんと話をさせてください!」と食い下がられ(笑)、
「怒鳴られても知りませんよ・・・。」と伝え、話をされたようです。
「気合い入っとるな」と感心させられました。
その熱意に父も折れたのか、
牡蠣イカダで作業をする様子を取材して頂きました。
NHKの担当の方も
「お父さんと1時間くらい話をさせて頂き、当事者としてこの事業に関わってこられた、お父さんの話には重みがあり、勇次さんも一度、じっくり話を聞かれた方がいいですよ!」
と。
仕事の話をする事は、最近増えましたが、
何かは、あまり話す機会がありません。ので。
放送は、明日7/27の19:30~です。
私のぎこちない漁師の姿をご覧ください(笑)
西日本新聞様の取材。
こちらは新聞社となりますが、西日本新聞様から取材を受けました。
この方とは、私が諫干の集会に初めて行った参加した時にお声を頂いていました。
メディアの方では、一番最初に。
この方も「船に同乗させて頂き、取材をしたい!」との事で、
朝5:30の出港に合わせて、来て頂きました。
「この人も根性あるな」と感心させられました。
まあ、仕事と言えばそうなりますが、
熱意を相手に伝えるパワーは、人を動かします。
私も常日頃、大事にしている事です。
この日は、クラゲ漁に出たのですが、
1匹しか獲れず。。。
その1匹も母が写真を撮る間もなく、さばいてしまい。。。
結局、途中に寄った牡蠣イカダで写真を撮られていました(笑)
そして、父へのズバッと質問。
「勇次さんが、漁師を継ぐ事に関して、お父さんはどうお考えですか?」
と。
私もドキドキしました。
そして、父。
「嬉しい半分、心配半分。今まで社会経験してきた事を活かして、頑張ってくれたらいいと思う。」
固唾を飲んで聞いてしまいました(笑)
メディアの方を介して、普段聞けない事を聞く。
しかし、肝心な事を聞いていませんでした。
いつの紙面に載るのかを・・・。(笑)
そいぎんた、また。
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