『宝の海のお届け人』植木勇次のブログ

長崎県諫早市小長井町で漁師をしています。『漁師への道』や『有明海の魅力』などを書いているブログです!

シャッカとは?

みなさん、おはようございます。

 長崎県諫早市小長井町の漁師の息子、 
『宝の海のお届け人、植木です』


朝風呂も気持ちいですが、
早起きからのウォーキング、
そして、朝ブロ(朝から書くブログ)は、
気持ちイイですね〜(笑)

朝の時間をどう過ごすかで、人生は決まる‼︎


解体も大変…。

さて、今年も1基の


牡蠣イカダを作りました。

でもこれって、どれ位持つと思います?
イカダを浮かべる場所にもよるのですが、
平均すると4年です。

潮の流れが速い所は、3年持たない事も。
でも、牡蠣の成育はイイ傾向にあります。

んで、その4年頑張ってくれたイカダを
解体する作業を昨日からやってます。


4年経つとこんな感じ。
左奥の方は、竹が割れ沈没してました。


縄を解き、番線を切って解体。
縄は締まり解くのが大変で、番線も太いので、切って運ぶのも大変です(汗)

今日で、解体が終わる予定です。


シャッカとは?

イカダ解体作業中に一人のおばちゃんが、道具を持って、浜に。

声を掛けると



穴ジャコ獲りをされていました。

小長井町では、シャコの事をシャッカと呼びます。

シャッカをどうやって獲るか?

鍬で5cm位、潟の表面をとると、


このような穴がいっぱい見つかります。
そこに毛筆の筆を挿します。


するとシャッカは、異物が穴に入ってきたと認識し、筆を押しやります。

そこをすかさず、GETされるワケです。


文字で書くと簡単なようですが、
うまくシャッカを取り出さないと、腕がちぎれてしまって、商品になりません。


そして、このような伝統漁法は受け継いでいかないといけませんね。

シャッカ、今からが旬ですが、私は


握りより、


唐揚げが好きです❤️
ビールによく合いますので。

この時は、天然ウナギもあったようですね。
こんな時は、漁師の特権を感じる瞬間ですね(笑)


そいぎんた、また。


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