『宝の海のお届け人』植木勇次のブログ

長崎県諫早市小長井町で漁師をしています。『漁師への道』や『有明海の魅力』などを書いているブログです!

有明海への架け橋

みなさん、こんばんは。 

長崎県諫早市小長井町の漁師の息子、 
『宝の海のお届け人、植木です』


GW、いかがお過ごしでしょうか?
GWに潮干狩りをされる方も多いですね。

小長井漁協さんも


潮干狩りのイベントをされているようです。

場所は、干拓地堤防の排水門の直ぐ近くのようですが、
アレを見て、何か感じてもらえた人がいたかな?


5月3日まで開催されるようですよ。
有明海の風と月の引力を体感しに是非、お越し下さい。

捨ててもいい服を着て(笑)


謎の橋、有明海への架け橋

さて、小長井町にこんな橋があるってご存知ですか?


JRの線路と国道207号線をまたぐ、謎の橋。

反対側から見ると、


こんな感じ。



表示があります。
場所は、植木水産の直ぐソコです。

私が物心ついた頃から見慣れた風景ではありますが、気になる・・・。

何が気になるって、


先が無い事。
私には先がありますが、無いんです。

という事で、地主さんに聞いて見ました‼︎


謎の橋の正体。

地主さんによると、
昔、小長井町では帆崎石と言って、
有名な石が盛んに採られていました。

そうそう、帆崎石、


鉄腕‼︎DASHでも紹介されたんですよ。

その石を採る時に残土が出ます。
その残土を捨てる時、最短で行けるように
橋を架けて、そこから海に捨てる為に作られたそうです。

地主さんが建設費と受益者負担金を全額負担して。

小長井町の海沿いには、その泥捨て場で出来たちょっとした埋立地が多くあります。

昔は、それで良かったんです。

作られたのは、昭和40年代。
今から40年以上前のこと。
私は生まれてません。

実は・・・、

作ったのはいいが、実際に1回も使われていないそうです。

話によると、
諫早湾干拓の計画が進められ、海に残土を捨てる事が禁止になったとの事です。

なるほど、スッキリな話でした。

何か調べてみると小長井町にも、まだまだ面白い事が多そうです。

次のネタ、何にしようかな(笑)


そいぎんた、また。


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