『宝の海のお届け人』植木勇次のブログ

長崎県諫早市小長井町で漁師をしています。『漁師への道』や『有明海の魅力』などを書いているブログです!

諫早・雲仙ウルトラウォーキングについて思う事。

みなさん、こんばんは。

長崎県諫早市小長井町の漁師の息子、

『宝の海のお届け人、植木です』(まだまだ、仮)


諫早の今日は、いい天気でした。

まさに秋晴でスポーツ日和。



諫早・雲仙ウルトラウォーキング


そんなスポーツ日和の中、諫早市内では今日、『諫早・雲仙ウルトラウォーキング』というイベントがありました。


私も誘われていたのですが、仕事と重なり参加出来ませんでした。

という、言い訳かも?(笑)


コースはこんな感じ。


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42.195kmを歩きます。


途中、スイムもあるようですね。
実はコレ、諫早湾干拓堤防道路です。

上空から見ると。

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こんな感じ。

灰色になっているのが、干拓堤防と排水門によって仕切られ、造られた調整池です。
この灰色の水を大雨が降った時など、誰かの判断で海に流し、調整池の水位を調整する訳です。

防災と銘打って…

ココを歩くのが正直、イヤで参加しなかったのかもしれません。
という、言い訳かも?(笑)


何か感じてもらえたのかな?

あなたは、ご存知ですか?

1997年4月、293枚の鉄板(ギロチン)で排水門が閉じられました。

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あれから20年の月日が流れました。
当時、私は15歳。
中学3年生でした。

293枚…
どうやって覚えたと思います?
「憎さ〜(憎い)」って覚えたんですよ。

この意味、分かりますか?

今後、ブログでこの干拓の歴史は書いていきたいと思いますが、
今、この排水門の『開門賛成派』と『開門反対派』でお互いに争っています。

小長井町内でも分かれていて、うかつにこの話も出来ない位に。。。

この道路を今日、ウォーキングされた方。
何か感じるものがありましたか?

まぁ、こんな事を考えながらウォーキングしても楽しくないですよね(笑)

そいぎんた、また。