『宝の海のお届け人』植木勇次のブログ

長崎県諫早市小長井町で漁師をしています。『漁師への道』や『有明海の魅力』などを書いているブログです!

親子で仕事をするという事…。

みなさん、こんばんは。 

長崎県諫早市小長井町の漁師の息子、 
『宝の海のお届け人、植木です』

現在、21:20。
もう、眠い・・・zzz

今日は、9時から風が吹いて海が時化るからと


5:30に出港。
漁師の朝は、早い‼︎
でも、朝陽を浴びながら沖に出るのも
背筋が伸びて、いいものです。


時化てる時は…。

早く船で出たものの、ソコソコ時化てまして、

※写真は別の日

時化てる時に大変な事。
ソレは、船をイカダに寄せてロープで固定する事。

その時、親父はピリピリしてます。

いつも通りの結び方をすると、船が揺られた時に締まってしまい、
解けなくなってしまいます。

「違うやろうが‼︎考えて仕事しろ‼︎」
と怒鳴られる訳です…。

「いやいや、時化た時の結び方、教えてもらってないし‼︎」
と思っただけで、言えません…。


ついにやってしまった…。

時化てる時は、


牡蠣イカダの上での作業は、いつも以上に慎重に(・_・;

足場は悪いは、滑りやすいはのイカダ。
更に15kg位のカゴを運ばないといけません。

バランスを取りながらの作業は、インナーマッスル(体幹)を鍛えられます。

そして、油断していた訳ではないのですが、バランスを崩し、


右足が海に浸かる。

その時の親父の呆れ顔。
悔しいですが、笑って誤魔化します(笑)

普段から厳しい親父ですが、仕事中は更に厳しい父。

今までは、会社が休みの時に加勢に行く程度で、親父もその位にしか私を見ていなかったのでしょうが、

私が家業を継ぐ決意をしてからは、
厳しさが5割増ししたような感じです。

私も漁師という仕事への気持ちの入り方は、勿論増しましたが、
親父も同じなんですね。

父が会社員で、自分も会社員だったら、
仕事を一緒にする機会も無いでしょうね。

でも、ウチには漁業と言う家業があり、
昔から親父が仕事をしている姿を見てきたし、
ソレには、尊敬の念もあります。

これからは、私に仕事を教えないといけないと、父なりに愛情を持って叱ってくれている。

と解釈しています(笑)

そして、港への帰り道に違うイカダの様子を見に行ったのですが、
親父が、
「この辺は、あそこより70cm位深い」と。

親父くらい経験を積むと、
イカダの沈み具合で、深さまで分かるのかと更に尊敬していた所、


ソナーで分かるようです…(笑)

「あっ、ソナーね」と一応、小声で言っときました。

漁師への道は、険しいようです(汗)

そして、午後からはベタ凪に…。


そいぎんた、また。


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