みなさん、こんばんは。
『宝の海のお届け人、植木です』
今日が35歳として、最期の日。
この人生で一番刺激的な年となりました。
明日からの1年は、もっと楽しみです。
戌年年男、やります!
合唱 干潟の海の歌合唱団
さて昨日、タイトルにある会に参加してきました。
まずは、合唱団の歌からスタート。
合唱があるとは思ってもおらず、
どんな歌なのか興味津々。
海よ 海よ 果てしない海よ
この地球(ほし)の生命(いのち)を産み出し
育んできた海よ
海よ 海よ たとえお前の懐が
乾いた大地となったとしても
海よ 充ち満ちて語れ 豊かな調べを
喜びに満ちた日々を
母なる海よ お前こそ生命
全てを優しく 優しく包む
この地球(ほし)の生命
あゝ 海よ
私は会社が休みの時は、家業を手伝っていますが、船で沖に出ることも多いです。
皆さんにとっては、船に乗って沖に出る事って、非日常ですよね。
私は小さい頃からこの風景を見てきました。
感動をありがとうございます。
大島さん。
この会の実行委員長、
諫干について、長年活動されています。
私がこういった諫干に関する会に参加し出して、1年弱。
大島さんをはじめ、色々な方との出会い・ご縁がありました。
行動は、縁ある人とを結び付ける 。
植木勇次
と以前に名言(笑)を残していますが、
まさにその通りだとつくづく感じます。
今回も沢山の方々との出会いがありました。
今後が楽しみです‼︎
干拓農地リース事業と営農の現実
諫早湾干拓地での営農が始まって、10年。
あなたは、この諫干を巡って、農業者と漁業者の関係って、どう思われてます?
開門を巡って、裁判でバチバチに闘っている‼︎
とか、
もう営農を始めているのだから、開門は無理でしょ‼︎
とか、
そもそも、諫干って何?
という人も多いかもしれませんね。
諫早湾干拓事業の歴史については、以前ブログで書いていますが、簡単に書くと・・・
『戦後の食糧難を補う為に干拓によって農地を作ろう。あそこは、いい農地になる。』が始まり。
それに『防災』も加わって、諫早湾干拓事業という工事が行われました。
実際の現実はどうなのか?
まず、あの干拓農地の地主って誰だと思います?
財団法人 長崎県農業振興公社さんのモノです。
農家の方の土地じゃないんです!
といっても公社さんは、購入するにも借入をされています。
住宅ローンといっしょです。
それを営農者さんにリースされているんですが、リース料は、
①当初5年間(2008年4月〜2013年3月)は、年間15万円/ha + 土地改良賦課金7万円/ha 計 年間22万円/ha
②6年目(2013年4月)以降、年間20万円/ha + 土地改良賦課金7万円/ha 計 年間27万円/ha
この計画で、返済に98年掛かるそうです。
2008年の98年前・・・
1ha = 100m × 100m = 10000㎡(約3,000坪)
この広さに対して、このリース料が高いか、安いかは分かりませんが、
2008年に入植された営農者さんの7企業体が、2013年にリタイアされている。
実際の農地は、
雨が降らないとガチガチ。
雨が降ったら、ドロドロ。
だって、潟ですから。
しかも排水パイプも詰まりやすく、メンテナンスが大変だそうです。
そしてまた、カモの被害まで取り沙汰されていますね。
このまま書き続けると、36歳になってしまいそうなので、この辺りにしておきますが、
自然の摂理に逆らうって、難しいですよ。
堀弁護さんの話の後に、意見交換会がありましたが、また明日書きます…。