『宝の海のお届け人』植木勇次のブログ

長崎県諫早市小長井町で漁師をしています。『漁師への道』や『有明海の魅力』などを書いているブログです!

「教えて、山内センセイ!!」住まいの学校 2時限目

みなさん、こんにちは。 

長崎県諫早市小長井町の漁師の息子、 
『宝の海のお届け人、植木です』

 

ある日の出来事・・・
地盤調査や地盤改良でお世話になっている、
タムラクレーンの池田さんが、なにやら準備を始めています。

 

 

これは、ドローンじゃないですかっ!!
今更ながら、ガンダムブームが到来している私にとっては、

 

 

かなり興味深い。。。


ドローンを操るニュータイプパイロット池田氏

 

 

専用アプリで画面を見ながら撮影できるようです。

 

 

ここまで鮮明に撮影できるとは、驚きでした。
ブレもほとんど無い。

 

 

喜々津駅周辺を空撮。


最近、喜々津駅周辺には、
喜々津ホームの新社屋もそうですが、
ビジネスホテルや高層マンションが建設されました。

 

駅裏の空き地にも新たな建設予定もあるようです。
これから益々の発展を遂げる、喜々津エリア。
楽しみですね(笑)

 

ドローン、欲しい・・・。

 

2時限目~外皮性能と長期優良住宅について~

 

さて、『教えて、山内センセイ』
前回、1時限目の内容を書きました。


これからの家造りは、地球規模で考えないとイケナイ!!
といった、内容でしたね。

 

2時限目は、いわゆる性能の話しです。
【健康と安全性について】

 

今、春の全国交通安全運動が実施されています。
お子さんやご家族を
「いってらっしゃい、気を付けてね!!」
と送り出された方も多いでしょう。

 

でもこれからは、
「帰ってきたら、気を付けてね!!」
に変わるかもしれません。

 

ここ5年で、車の安全性能が大きく上がった印象があります。
それに伴い、交通事故もこれから、より少なくなっていくでしょう。

 

実際に、交通事故死より家庭内の死が2.4倍と言った数字もあります。
家庭内の死因の1位は、溺死。

 

 

これは、冬場のヒートショックによる入浴中によるもの。
家の性能が高い欧米諸国では、「死のダイブ」と言うそうです。

 

古来から日本では、湯につかる風習がありますが、何でだとおもいます?

それは、欧米諸国では家の性能が高いので、お湯に浸からなくてもいい。
逆に日本は、お湯に浸からないと体が温まらないから。。。なんです。

 

私の両親は、60歳を過ぎました。
より、ヒートショックのリスクが高くなっています。
7年前に建てた家ですが、断熱リフォームを考えないと。
コレ位、身近にある危険だと山内センセイの話を聞いて、感じた所です。

 

高気密・高断熱の家。

「高気密・高断熱の家」って、よく耳にしたりチラシに謳ってあったりします。
簡単に言うと、「冬暖かくて、夏涼しい家」という事になります。

 

暖かい???
いくらいい性能の家を造っても、熱源(床暖房、エアコンなど)が無い限り、暖かくなる事はありません。
その熱源を外に逃がしにくいから、暖かいわけです。

 

高気密・高断熱の家=魔法瓶を作ったようなもの。

 

魔法瓶にお湯を注げば、暖かくなりますし、熱を逃がしにくいから保温できる。
その魔法瓶自体の材質、キャップの材質とパッキンの気密さで、水筒を選択する。

 

でも実際に水筒を買う時って、そこまで考えないですよね?
だって、買い直しがしやすいから。。。

 

でも家の場合は、そうはいきません。

 

これは私の持論ですが、
どこで家を建てるか選択する際に大事にしてもらいたい事の3つで、
①【雰囲気】こんな家なら、自分達らしい暮らしができる
②【性能】快適な生活ができる
③【お金】家のお金、メンテナンス費

何を大事にされるか?


そもそも何で、家を建てるのか?

しっかり考えたいですね。

 

性能を語りだすと、切りがない・・・。

2時限目の内容を完璧に書こうとすると、
今日一日が終わってしまいそうなので、(笑)


山内センセイからの大事なキーワードを書きたいと思います。

 

①高気密・高断熱の家にする際は、夏場の逆転結露に注意。
防湿層(ペーパーバリア)で夏場の逆転結露を防止する事をおススメ。

 

②賃貸住宅の場合、日本では角の部屋が高いが、ドイツは真ん中の部屋が一番高い。
外気に接する面積が少ないので、暖かい部屋である。

 

家が投資にならないのは、日本だけ。
10年で価値が0に。長期優良住宅を建てて、価値を下げない。

 

樹脂サッシは、庇を付ければ大丈夫。
日照時間の長い西日本では、紫外線による樹脂サッシの劣化が心配。
庇を設ける事で、サッシに夏場の直射日光が当たりにくく、室内にも直射日光が入りにくい。(パッシブを考える)

 

2時限目のまとめ。

気密や断熱は数値で表す事ができます。が、

「御社の家は、Ua値0.4ですよ!!」
よりも
「御社の家は、ヒートショックが起きにくい、安全な家ですよ!!」
の方が、自分には響くかも。。。

 

家庭内での不慮の事故が少なくなり、
本当に幸せな家を造っていかないといけません。

身近な人の事を思いながら、性能の事を考えたいですね。

 

 

そいぎんた、また。

 

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