『宝の海のお届け人』植木勇次のブログ

長崎県諫早市小長井町で漁師をしています。『漁師への道』や『有明海の魅力』などを書いているブログです!

100億円って、簡単に言いますね…

みなさん、こんばんは。 

長崎県諫早市小長井町の漁師の息子、 
『宝の海のお届け人、植木です』

今夜は長崎も冷えます。
こんな日は、鍋に限る!
油揚げに餅。うまいですね。
カロリーは、気になる所ですけど…。



さて、本日

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農林水産省さんとの
意見交換会に参加してきました。

報道の方も多数おられ、ただならぬ雰囲気。

ここ一年、漁民の方や
専門の方、弁護士さん達の会に
参加する機会も増えましたが、
お役所さんとの会は、初めて。

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2時間弱の会でしたが、
一言、感想を言うと、
「何が正義なの!?」
と思ってしまいます。

お互いが思う、正しさをぶつけ、
平行線のまま…。

これまで、この光景をTV見てきましたが、
それが、目の前で繰り広げられていた。

「農民、漁民がお互いに幸せになる為の打開案を探りたい」
そんなコチラの思いに対して、

諫早湾干拓の排水門の開門は、有明海再生に何の影響もない」
そう、御上の方がおっしゃられました。

勿論、和解での決着は双方同意です。
が、その方法です。

100億円の基金で、
排水ポンプを整備したり、対策工事、補助事業をと。

そのお金、どこから出ると思います?
当然、皆さんが納めた税金からですよ。

ネガな言い方ですが、
私は『諫干2世』だと思っています。

1世である、私の両親や
今日、参加されていた漁師さん達は、
「もとの有明海に戻したい」
2世の私は、
「もとの有明海に戻し、後世に引き継ぎたい」
という想いを信念として持っています。

お役所の方は、定年を迎えれば、
「はい、終了。」かもしれませんが、
我々の想い、信念は引き継がれる。
私達の後世にもです。

その時も
「100億円の基金を…」
とでも言うのでしょうか。


1.23 開門実現決起集会

農水省さんとの意見交換会終了後、

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 に参加。

たまたま座った席。
隣の人、何か見た事あるな。

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あっ、ポスターで見た‼︎
今度の長崎県知事選に立候補されている、
原口 敏彦さんでした。
「あなたの想い、受取りました‼︎」

僭越ながら、私も話をさせて頂きました。
私が高校生くらいの頃、
「宝の海を子供たちに」というスローガンをよく耳にしました。
今、その意味と重みを胸に、
気持ちを新たにした日となりました。

皆さんに分かりやすく書こうとすると、
長文になってしまいますが、
最後まで読んで頂き、感謝です‼︎

明日は会社の仕事が休み。
寒くなりそうですが、出港してきます笑


そいぎんた、また。